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【株式・前引け】円高進まず小幅反発だが、米ビッグスリーの動向などを様子見

 5日の東京株式市場の前場は反発したものの小幅高にとどまった。日経平均株価は前日終値比53円53銭高い7977円77銭、TOPIXは同3.02ポイント高い791.90だった。ただ、東証1部の出来高は概算で8億4658万株、売買代金も6116億円と6000億円台を回復した。  前日の米国株市場は3営業日ぶりに大幅に反落し、NYダウ平均は前日比215ドル45セント安の8376ドル24セントで終了した。本日の東京市場寄り付き前の大口成り行き注文は買いが7460万株、売りが7440万株で差し引き20万株の買い越し。朝方の外国証券経由(12社ベース)の売買動向が、売り2570万株に対して、買いが1540万株と、差し引き1030万株の売り越しだった。  しかし東京市場は日経平均が前日終値比50円81銭高の7975円05銭で寄り付いた。ECB(欧州中央銀行)と英中央銀行の大幅利下げがあったものの、円相場は対ドルで92円台とあまり上昇せず、対ユーロでは118円とむしろ下落したことを好感した。9時15分には7995円12銭まで上がったが、8000円を超えられなかった。その後、下げ続け、7908円65銭まで下げた後、買いが入り、小幅高で終わった。年金の買いが入っている、との憶測が流れた。景気後退が進む中、米ビッグスリーの経営支援問題の行方の見極めがつかないなかで、積極的な買いは入りづらいようだ。  東証33業種別は、6業種が下げ、27業種が上昇。上昇率トップは証券の3.25%、次いで石油の2.27%。下げのトップは銀行でマイナス2.89%。  ホンダ、キャノン、ソフトバンク、武田、新日鉄、NTTなどが上昇。前日、米銀行株が下げたことから、三菱UFJFGが年初来安値を更新、みずほFGや三井住友FGも下げた。

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