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【株式・大引け】為替円安やアジア株高を受け、後場一段高で2日ぶり反発

 16日の東京株式市場は、後場に入ってからも自律反発狙いの買いが優勢となった。日経平均株価大引けは前日比206円84銭高の8230円15銭、TOPIXは同21.90ポイント高の817.89となりこの日の高値圏で引けた。  午後になっても為替が1ドル90円台半ばと円安気味に推移していることや、中国、インドなどのアジア市場が軒並み上昇していることで買い安心感が広がった。  東証1部の値上がり銘柄数は1396、値下がりは243、変わらずは75。東証33業種のうち値下がりは海運の1業種のみ。32業種が値上がりで鉱業、保険は6%超、輸送、ガラス、金属、非鉄、化学、電気、精密、電気ガス、卸売は3%超の値上がりとなり、ほぼ全面高の商状となった。  東証1部の出来高は概算で19億2336万株、売買代金は1兆3233億円となり、市場エネルギーはまだ低水準が続いている。「20日に行われる米国オバマ新大統領就任式に向けてしばらくは戻りを試す展開になりそう」と見る市場関係者が多いようだ。  来週は、21、22日に開催される日銀政策決定会合の内容や、22日に発表される米国新規失業保険申請件数などが注目される。株価が自律反発の域を脱して反転するには、市場エネルギーの回復が前提となるが、当面は日米政府や金融当局が発する追加対策などきっかけを待つ展開となりそうだ。

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