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【株式・大引け】超薄商いの中、引けにかけ利益確定売り加速

 26日の東京株式市場は、続落だった。日経平均株価は前週終値比63円11銭安の7682円14銭で取り引きを終えた。TOPIXも同5.27ポイント安い768.28ポイントだった。東証1部の出来高は概算で16億1528万株、売買代金は1兆060億円。売買代金でトップのトヨタでさえ398億円という超薄商いだった。  この日の前場を小幅高で折り返した日経平均株価は、昼のバスケット取引がやや買い決め優勢だったことや円ドル、円ユーロともやや円安に振れたことから輸出関連株に買い戻しが入り、一時は前日比62円高の7807円まで回復した。しかし買い戻し一巡後は、利益確定売りに押されて前週末終値を割り込み、本日の安値圏で引けた。  市場関係者の間では、10月につけたバブル後最安値を試しに行く、との見方が強い中、テクニカル指標の多くは足元下げ過ぎを示すサインを発しており、ここからの下値を売り込むには、仕掛けにくい状況だった。午前中には100億円規模の年金資金が入った、との観測も流れた。ただ、市場環境が月末接近、アジア市場の春節入りと手掛かり材料に乏しいうえ、2月半ばにはヘッジファンド解約に絡む40日ルール到来による需給悪化懸念もあって、市場関係者には動きづらい状況が続いた。  値上がり銘柄数は767、値下がり銘柄数は822で変わらずが121。東証33業種別ではバルチック海運指数が強含みに転じた海運が値上がり率でトップ、ほかパルプ、保険など12業種が上昇。一方、値下がりは5.1%と大きく下げた不動産を筆頭にガラスや金融など21業種が下げた。

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