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【株式・前引け】前週末の米国株大幅安が響いて小幅続落

 2日の東京株式市場前場は小幅続落となった。日経平均株価は前週末終値比38円30銭安の7955円75銭、TOPIXも同8.63ポイント安の785.40で引けた。東証一部の出来高は概算で9億3146万株、売買代金は5455億円と低水準が続く。  前週末の米国株式市場は、NYダウ平均が前日比148.15ドル安の8000.86ドル、ナスダック総合は同31.42ポイント安の1476.42、S&P500も同19.26ポイント安の825.88とそろって大幅安となった。NYダウは1月20日以来の安値となった。その要因としては、米商務省が1月30日に発表した2008年10~12月(第4四半期)のGDP速報値によると、実質成長率が年率換算で前期比3.8%減となったことが挙げられる。「市場予想の5.5%減よりは良かった」(大手証券)が、これは1982年第1四半期以来の大きさで、深刻な景気後退を裏付ける形となった。またオバマ新政権の経済チームが検討している、金融機関から不良資産を買い取るバッドバンク構想も、設立交渉が難航している、と報じられたことも嫌気された。  本日、朝方の外資系証券の売買動向も売り注文2330万株、買い注文1080万株の差し引き1250万株と2営業日連続の売り越しとなった。これらを受けた東京市場は、日経平均が前週末終値比85円安で寄り付き、9時台に為替が1ドル89円56銭と円高基調が強まると、下げ足を早め、9時51分には7795円27銭と7800円台を割り込んだ。ただその後は先物主導でジリジリと戻し、同38円30銭安と小幅安で前引けを迎えた。  東証33業種別の動向は、値上がりが10業種、値下がりが23業種。海運、石油、鉱業が上位につけた。値下がりではその他製品、保険、銀行等の下げ幅が大きい。  後場を見通すに当たっては、アジア市場の動向、為替動向に注目が集まる。

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