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【株式・前引け】日経平均は一時9000円台を回復

 13日の東京株式市場の前場は、日経平均株価が寄り付き前週末終値比80円安と、反落で始まり、9時53分には一時9017円と9000円台に乗ったが、9000円を超えた時点で利益確定売りに押されて、前引けは同6円49銭安の8957円62銭と小幅反落だった。一方、株価先物指数に先導される形で値ガサ株で上昇に転じる銘柄が増えたことから、TOPIXは同3.64ポイント高の849.61と続伸した。  本日の朝方の外国証券経由売買注文は、売り1150万株、買い850万株の差し引き300万株の売り越しとなった。東京市場は過熱感があり、前週末の米欧市場がイースターで休場ということから、手掛かり難の様子見ムードとなったようだ。ただ、米銀大手のウエルズ・ファーゴが、市場の予想を覆し、純利益が過去最高益となる、との見通しを出したことから、市場には米国の金融不安が後退するとの期待が出ている、との見方もあるが、金融機関決算発表を見極めたい、との思惑もあるようで、結局日経平均は売り物にやや押される格好となった。東証1部の出来高は概算で12億0639万株、売買代金は6321億円。  東証33業種別では21業種が上昇した。上昇が目立ったのは保険、その他金融、海運など。マイナスは12業種でその他製品、情報通信の下げが目立った。個別銘柄では、政府・与党が追加経済対策で、省エネ家電の購入費用を補助する制度の検討に入ったのを受け、コジマ、ヤマダ電機など量販店の値動きが目立つ。中でもベスト電器は09年度に赤字予想にもかかわらず、前場は139円高を付けた。  日経平均が9000円を抜けるには材料難が続いている。先週末に4月SQ(特別清算指数)が9140円27銭を付けており、これを抜けるかがポイントとなる。

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