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【株式・前引け】利益確定売り先行で小幅反落だが、押し目買いが入り底堅い

 9日の東京株式市場前場は小幅反落。日経平均株価は前日終値比16円93銭安の9848円70銭と3日ぶりの小幅安。TOPIXも0.71ポイント安の926.18ポイントで引けた。東証1部の出来高は概算で11億6747万株、売買代金は6907億円だった。  前日の米国株式市場は、NYダウ平均が前日終値比1.36ドル高の8764と3日続伸し、1月7日以来の高値をつけた。このところの上昇で利益確定売りが優勢だったが、米政府がJPモルガン・チェースがゴールドマン・サックス、アメリカン・エキスプレスなどの公的資金の返済承認を発表するとの報道が伝えられたことから金融株などに買いが入り、引けにかけて上げに転じた。ナスダック、S&P500は小幅安。  東京株式市場も前日までの高値更新を受けて、内需株、外需株を問わず利益確定売りが先行した。寄りつきも安くスタートし、9時7分には9798円と9800円を割り込んだ。しかし、その後は景気の底入れ期待の高まりや円安を背景に押し目買いが入って下げ渋る展開に。小幅安の水準でモミ合ったまま、午前の取引を終えた。なお、朝方の外国証券経由の売買動向は売り1920万株、買い1610万株と3日ぶりの売り越しだった。  業種別では、東証33業種中、紙パルプ、その他製品、情報など13業種が値上がり。一方、保険、精密、非鉄など19業種が値を下げた。個別銘柄で東証1部の値上がり率上位には並んだのはシルバーオックス、ティアック、ツカモト、田崎真珠など低位材料株。値下がりはミタチ産業、ゼクス、日本MDMなど。  午後は為替とアジア株式市場の動向に注目が集まる。

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