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【株式・前引け】底打ち感や円安への修正から先物先導で3日ぶり上昇

 17日の東京株式市場の前場は、日経平均株価が前日終値比39円09銭高の9791円97銭、TOPIXが同4.01ポイント高の918.77と3営業日ぶりの小幅反発で引けた。東証1部の出来高は12億0807万株と高水準。ただ個人マネーが低位株に集まり、売買代金は概算で8151億円にとどまった。  前日の米国株市場の続落や円高を受けて、寄り付き前の外国証券売買動向は1910万株の売りに対して1330万株の買いで580万株の2日連続売り越し。成り行き注文は7470万株の売り、4640万株の買いで2830万株の売り越し。  東京市場は、日経平均が3日続落の前日比47円15銭安の9705円73銭でスタートしたが、9時06分に先物に大口の買いが入って一転上昇に転じ、その後も断続的な先物の買いに呼応して上昇した。寄りつき後に為替が円安に修正されたこと、日経平均が抵抗水準に達してきたことが幅広く買いを呼んだ。ただ、前場の高値9828円86銭をつけた後はもみ合う格好となった。  業種別では東証33業種のうち24業種がプラス、9業種がマイナス。上昇トップはゴムで上昇率1.78%、以下、金属、食料、鉄鋼、建設、石油、小売り、パルプ、繊維、その他製品の順。最大の下げは不動産で下落率1.02%。以下、海運、精密、卸売り、鉱業、保険の順。  銘柄別では値上がりが1081銘柄、値下がりが461銘柄、変わらずが154銘柄。値上がり率トップは2円から3円になったS・サイエンス。以下、BPカストロール、東都水産、兼松日産農林、浅沼組、山水電気、フージャース、津田駒、テイクアンドギブ・ニーズ、住友林業の順。ランク外では飯田産業は「会社四季報」が「10年4月期営業益底打ち」としたことが好感視されてストップ高。値下がり率トップは10%下げたソフトブレーン。以下、過熱感から下げたフェイス、田崎真珠、ガリバー、巴コーポ、イーグル工業など。売買代金トップは三井住友の468億6041万円。以下、GSユアサ、三菱UFJ、野村ホールディングス、みずほ、明電舎、トヨタ、三菱商事、ホンダ、東芝。売買高トップは8815万株のみずほ。以下、三菱UFJ、GSユアサ、野村HD、三洋電機、明電舎、東芝、長谷工、川重、新日鉄。  後場の焦点はアジア株や昼のバスケット取引、為替の動向。足元では台湾、インドを除き軒並み下げているのが気がかり。

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