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【株式・大引け】円安とアジア株堅調で後場立ち直り、反発

 24日の東京株式市場は、2日ぶり反発した。日経平均株価は前日終値比40円71銭高の9590円32銭、TOPIXも同0.77ポイント高の902.46で引けた。前場は日経平均が小安く引けて、TOPIXが小幅高とまちまちだったが、後場に入り輸出関連など主力株に買いが入ってともに反発となった。東証1部の出来高は概算で21億1460万株、売買代金は1兆4873億円。  前日に280円下落した東京市場は、前場こそ利益確定売りに押され気味だったが、後場入りして持ち直した。反発に転じる要因は、為替が円安方面に振れたことや、アジア株が総じて堅調な動きを示したことなどによる。  ただ、月末接近や6月はヘッジファンドの中間決算月に当たることから、何か起こるとヘッジファンドが売りに出る、という潜在的な不安感がありって上値は抑えられ、大幅下落に対しての戻りは限定的にとどまった。米国時間24日にFOMC(米連邦公開市場委員会)の結果発表があることから、買いを手控えする様子見ムードも加わった。  東証33業種別に見ると、上昇したのは非鉄、石油、精密、鉱業など19業種。下落は不動産、その他金融、小売りなど14業種だった。  個別銘柄では、証券会社による投資判断引き上げ銘柄のパナソニック、メガチップス、ニフコ、東京製鐵、日本精工などが上昇。ソフトバンクも新型携帯電話投入効果への期待で大幅高となった。一方、米国株市場でボーイング社が最新鋭機787の初飛行延期を嫌気して売られたことから、東京市場でも航空関連銘柄として大阪チタニウム、東邦チタニウム、東レが売られた。  今晩はFOMCの発表する声明文の内容に注目が集まる。月末でディーラーも個人も動きづらいが、押し目買い気運も強く、明日も小動きに終始する可能性がある。

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