市場経済ニュース

【株式・前引け】先物買いや円安を好感。日経平均、TOPIXともに続伸

 25日の東京株式市場は前場は続伸。日経平均株価は前日終値比151円55銭高の9741円87銭、TOPIXは同13.88ポイント高の916.34となった。ただ東証1部の出来高は概算で10億1428万株、売買代金は6779億円と低調。本日は月内受け渡し最終日とあって動きが少ない。  前日の米国株式市場はNYダウ平均が4日続落。米連邦準備理事会(FRB)が開いた連邦公開市場委員会(FOMC)で、現状の金融政策の維持を決定。市場で期待されていた米国債買い切りの拡大、購入期間の延長などがなく、長期金利が上昇したことが嫌気された。ただハイテク株比率の高いナスダック総合指数はオラクルの決算が市場予想を上回ったことを受けて上昇した。  これを受けた、本日の東京市場の寄り付きは日経平均が前日終値比37円86銭高でスタート。その後も為替が円安傾向で推移していることや値頃感が出てきていることを好感。先物や輸出関連株を中心に断続的な買いが入って上げ幅を一段拡大し、高値圏で前引けを迎えた。なお寄り付き前の外国証券経由の売買動向は売り1890万株、買い1830万株で60万株の売り越しだった。  東証33業種のうち、上昇は29業種で証券、不動産など内需関連株が上位を占めて以下、ガラス、精密、卸売りなどが続いた。下落は石油、保険、医薬、ゴムの4業種だった。個別銘柄ではサンシティ、インボイス、サンウエーブ工業などが高い。一方で、テー・オー・ダブリュー、フジクラ、兼松日産農林などが売られた。  午後は、為替やアジア市場の動向に加え、出来高、売買代金がどれだけ膨らむかに注目が集まる。

ページトップ