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【株式・前引け】日経平均小反落だがTOPIXは続伸、方向感に欠ける展開

 3日の東京株式市場の前場は、方向感に欠けた展開だった。日経平均株価の前引けは前週末終値比28円51銭安の1万0328円32銭と小反落。一方、TOPIXは同4.44ポイント高の954.70と12日連騰だった。東証1部の出来高は概算で9億7499万株、売買代金は6756億円で、相変わらず盛り上がりに乏しかった。  前週末の米国株式市場は、NYダウ平均とS&P500が続伸、ナスダックは反落と、マチマチの展開だった。発表された4~6月期の実質GDP(国内総生産)は、前期比年率マイナス1.0%と、市場予想の平均よりマイナス幅が小さかった。米国経済は最悪期を脱したと受け止められているようだ。ただ、NYダウ平均7月の月間株価上昇率は8.6%で、これは7月としては、1989年7月以来、20年ぶりの高さ。テクニカル面では高値警戒感が広がっている。  本日寄り付き前の外国系証券経由の売買注文は、売り1860万株、買い1650万株と売り越しだった。東京市場は日経平均が前週末終値比1円安でスタート、小高くなる場面もあったが、利益確定売りに押され、小幅安で引けた。大手銀行や自動車関連が上昇したことでTOPIXは続伸した。  東証33業種別では、上昇が17業種、下落が16業種。上昇率が大きかったのは、ゴムを筆頭に、輸送用機器、銀行、保険、その他金融など。下落率が大きかったのは、精密機器、ガラス、鉄鋼などだった。精密は7月に22%も上昇しており、過熱感が出ていた。  個別では、トヨタ自動車、日産自動車、ホンダの大手自動車メーカーがそろって年初来高値を更新。ショーワ、ケイヒン、NOKなど自動車部品も買われた。三菱UFJ、みずほFG、三井住友FGも高い。一方、値下がりしたのは、昭和シェル、カシオ、キヤノンなどだった。、

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