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【株式・前引け】景気底入れ期待や世界的な株高で日経平均は大幅続伸、TOPIXは13連騰

 4日の東京株式市場の前場は、日経平均株価が前日終値比110円14銭高の1万0462円61銭と反発し、年初来高値を更新。TOPIXは9.51ポイント高の967.07で13連騰となった。景気の底入れ期待や世界的な株高が支援材料となり、主力株を中心に上昇した。東証1部の売買高は11億6792万株、売買代金は8050億円だった。  前日の米国株式市場は、NYダウ平均が前営業日終値比114ドル95セント高の9286ドル56セントと、昨年11月4日以来の高値となった。ナスダック総合は30.11ポイント高の2008.61ポイント、S&P500は15.15ポイント高の1002.63ポイントと、それぞれ大台を回復した。中国購買部担当者景気指数(PMI)が高水準となったほか、7月の米供給管理協会(ISM)製造業景況指数も7カ月連続で上昇し、市場の予想を上回る改善を見せたことから、株価は景気敏感業種を中心に上昇した。  これを受けて、東京市場は同85円93銭高の1万0438円でスタート。高値警戒感はあるものの、企業業績の底入れ期待や米国をはじめとして世界各国で株価が高値を更新していること、為替が円安に推移していることもあって、下値を売り込む動きも限定的だった。1万0460円近辺でモミ合いながら午前の取引を終えた。なお、朝方の外国証券経由の売買動向は、売り2730万株、買い2630万株で2日連続の売り越しだった。  業種別では、東証33業種中、値上がりは30業種で、保険、卸売り、海運などが高い。値下がりは紙パルプ、繊維、水産の3業種。個別銘柄で値上がり率上位につけたのは、ハルテック、ガリバー、兼松日産農林など低位材料株が中心。値下がり率上位は、業績見通しを下方修正した三菱ガス化学のほか、日本調剤、ダイハツなど。  午後は、売買高・売買代金がどれだけ膨らむか、為替、アジア株の動向が注目点となる。

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