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【株式・前引け】日経平均は反発、前日の下げ幅100円を埋める場面も

 6日の東京株式市場の前場は、反発した。日経平均株価は前日終値比94円83銭高の1万0347円36銭、TOPIXは同1.27ポイント高の954.66。東証1部の出来高は概算で8億7862万株、売買代金は6532億円だった。  前日の米国株式市場はNYダウ平均やナスダックなど主要指標は反落だったが、小幅安だった。本日の東京市場は日経平均、TOPIXともに押し目買いが入る格好で、前日比で小反発して寄りついた。日経平均は同13円48銭高の1万0266円01銭で寄り付き、10時18分には一時1万0377円と前日の下げ幅122円を埋める場面も見られた。その後、主要企業の決算発表のピークも過ぎ、業績面での材料に乏しいことなどから、買い一巡後は値動きも小幅となったが、そのまま高値圏で引けた。  東京市場寄り前の外国証券経由の売買注文が、売り1860万株、買い1960万株と、差し引きで4日ぶりの買い越しとなったことが寄与。CME(シカゴ先物市場)の日経平均先物が、ドルベースの大証終値比で80円高の1万0330円となったこともプラス材料となったようだ。  業種別では東証33業種中18業種が値上がり。上位は輸送機器(自動車)、非鉄、ガラスなどの上昇率が大きい。一方値下がりは14業種で、紙パルプ、鉱業など、前日まで上昇したディフェンシブ関連が目立つ。サービスが変わらずだった。個別銘柄では、円安が好感され、輸出関連の自動車、電気に買いが入っていることに加え、ニッケル市場が大幅高となったことから、大平洋金属や日本冶金工業などにも積極的な買いが入っているもようだ。  日本から遅れてマーケットが開いたアジア株式市場は、インドSENSEXを除くと軟調ぎみ。米国で予想を下回った経済指標の影響もあり、明日7日に発表される米国雇用統計の行方を見極めたい、との思惑もある。ただ、東京外国為替市場は1ドル94円台後半で取引されており、円安傾向に大きな変動がなければ、後場も前場の流れを引き継ぎ、高値圏で推移しそうだ。

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