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【株式・前引け】日経平均は続伸、取引時間中では昨年10月以来の高値更新

 14日の東京株式市場前場は小幅高。前日の米国株式が軒並み堅調だったことなどを受けて、日経平均株価は前日終値比110円44銭高の1万0627円63銭と、取引時間中としては昨年10月6日以来の高値で引けた。TOPIXも同7.02ポイント高の975.43で取引を終えた。値上がり銘柄は990、値下がりは511、変わらずは183。株価指数オプションの特別精算指数(SQ)算出日とあって、東証1部の出来高は概算で10億7877万株、売買代金は8235億円と前日よりは膨らんだ。  前日の米国株式市場は金融株を中心に買いが先行し、NYダウ平均は昨年11月初旬以来、9カ月降りの高値で取引を終えたほか、ナスダック総合株価指数やS&P500もそろって上げた。本日朝方の外資系証券の売買動向は売りが1550万株、買いが2140万株と7営業日連続の買い越しとなったほか、為替が円安に振れたことなどもあって、東京市場は取引開始後から外国人投資家と見られる買いが膨らみ、値を上げた。その後、利益確定売りなどからもみ合う場面もあったが、結局1万0600円台を維持したまま前場の取引を終えた。  東証33業種別では、機械や商社、鉱業、非鉄、金属など29業種が値上がった一方で、空運、保険、ゴムの3業種が下落。石油は変わらずだった。個別銘柄では前日に09年4~9月期業績予想を上方修正したG-7ホールディングスが急騰、山水電気やフェイス、日立建機や日本金属も上昇。一方、レオパレス21が大幅安。12日に今期業績予想を下方修正した光通信も売りを浴びた。コスモス薬品、ユニデン、吉本興業なども下げた。  国内外の景気底入れ期待などから、引き続き外国人による物色は続くと見られている。一方、急ピッチに上げ幅を拡大していることで過熱感を嫌気する向きもある。ただ、お盆休み中だけに大口の商いは限定的と見られ、後場もあまり大きな動きはなさそうだ。

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