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【株式・大引け】引けにかけて上伸し、日経平均は1週間ぶり1万円台回復

 12日の東京株式市場は、前日の祝日を挟んで2日続伸。日経平均株価は大引けにかけて上げ幅を拡大し、前営業日終値比128円20銭高の1万0092円19銭と2月5日以来の1万円台を回復した。TOPIXは同8.66ポイント高の892.16ポイント。東証1部の出来高は概算で20億7028万株と20億株を超えたが、市場エネルギーを示す売買代金は1兆3663億円とほぼこの3日間変らず、盛り上がりにかけた。  東京株式市場は、昨日100ドル超上げた米国株市場の流れを引き継いで小高く始まったものの、買い一巡後は売り物に押され上げ渋る展開に。昼のバスケット取引は168億円成立し、市場では売り買い均衡と伝えられた。後場は前引けより7円高で始まり、しばらくは1万0050円を挟んで上下20円幅の小動き。が、中国や香港などアジア株が堅調に推移し、安心感を誘ったことなどから大引けにかけて上伸し、2時47分にはこの日の高値となる1万0099円46銭まで上昇。終値で1週間ぶりに1万円を回復した。  値上がり数は全体の60%にあたる1017銘柄、値下がりは501銘柄、変らずは161銘柄。業種別では東証33業種のうち29業種が上昇した。上昇率トップはガラスで、2010年12月期の純益予想を4.5倍の900億円と発表した旭硝子が牽引。原油先物など商品市況が堅調なことから資源関連の三井物産、三菱商事、住友金属鉱山なども買われ、卸売、非鉄、鉱業などが上昇率上位に入った。逆に下落したのは海運、金融、ゴムの3業種で、空運は変らず。この日、一時100円高の3490円まで上げたトヨタが売買代金トップだった。  来週は25日移動平均線を突破し、2月8日あけたマド埋め水準である1万0355円に迫られるかどうかが焦点。国内的には特に買い材料がない中、日経平均1万円の攻防が続きそうだ。

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