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【株式・前引け】米国株高を好感、日経平均株価は4日小幅続伸

 16日前場の東京株式市場は、4日小幅続伸。日経平均は前日終値比24円54銭高の1万0776円52銭で引けた。TOPIXは同3.42ポイント高の942.33となった。東証1部の出来高は概算で8億4121万株、売買代金は5012億円だった。  前日の米国株市場はマチマチ。NYダウ平均が前日比17ドル46セント高の1万0642ドル15セントと5日続伸。一方、ナスダック総合は5.45ポイント安の2362.21だった。シティグループがウオルマートの投資判断を引き上げたことなどにより消費関連を中心に上昇した。本日寄り付き前の外資系証券注文動向は、売り1100万株に対して買い1490万株と差し引き390万株と、9日連続の買い越し。売買代金でも買い越しだった。  東京市場は、本日から開かれる日銀金融政策決定会合を前に、追加金融緩和への期待が広がっている一方で、相場に過熱感が広がってきていること、為替相場がやや円高傾向に動いていることなどから利益確定売りが先行する形で前場はスタート。日経平均は前日比16円65銭安の1万0718円63銭と小幅反落で始まった。その後は小幅のモミ合いが続いたが、先物への断続的な買いに支えられて、引けにかけて徐々に上昇。1万0776円52銭の高値で引けた。TOPIXも前日比マイナスでスタートしたが、切り上げて高値引けとなった。  東証33業種別騰落率では、26業種が上昇。上昇率トップは保険。続いて精密、建設、輸送の順だった。一方、マイナス幅上位は米国原油先物価格WTIやCRB先物の続落で鉱業、続いて海運、小売、倉庫、卸売だった。東証1部の個別銘柄値上がり率上位は、富士機工、ソニーフィナンシャルホールディングス、サイボウズ、住江織物、ベンチャーリンク。値下がり率上位は旭テック、フルキャストホールディングス、OKK、大東紡織、エス・バイ・エルなど。トヨタ自動車関連をはじめ、自動車・自動車部品の上昇も目立った。  日経平均株価の値動き100円以内という小幅のモミ合いが昨日まで6日続いており、本日の前場もその流れは継続した。外国系証券の買い越しが続いているように下値に対する不安は少なそうだが、日米の金融政策の行方、為替動向をにらみ、売買代金は少なく、後場も引き続きモミ合いの展開が予想される。

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