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【株式・前引け】日経平均は反発、一時SQ値を突破

 17日の東京株式市場の前場は反発。日経平均は前日比74円07銭高の1万0795円78銭、TOPIXも5.27ポイント高の943.37とそろって上昇した。  前日16日の米国株式市場は上昇。NYダウは前日比43ドル83セント高の1万0685ドル98セントと6日続伸した。ナスダック総合指数は15.80ポイント高の2378.01と1年7カ月ぶりの高値を更新した。注目されていたFOMC(米連邦公開市場委員会)では、重要な文言の修正は見送られ、超低金利政策の継続が確認されたことが市場心理を明るくしたもようだ。  東京市場の寄り付き前の外国証券10社ベースの売買注文は、売り1410万株、買い1710万株と10日続けての買い越し。日経平均は先物にまとまった買い物が入ったことから、9時38分には97円高の1万0795円78銭まで上昇。これは3月SQ値(特別清算指数)の1万0808円73銭を上回る水準であり、「後場の引け値で再度この水準を上回ってくれば、上値追いの可能性が高まる」(大手証券)という見方もある。  東証1部の値上がり銘柄数は993、値下がり銘柄数は466、変わらずは195。業種別では東証33業種のうち、その他金融、石油ガス、鉱業、ガラスなど29業種が上昇し、空運、ゴムなど4業種が下落した。東証1部の出来高は概算で7億8848万株、売買代金は5121億円だった。  個別銘柄では、システムプロ、アルテックなどが10%を超える上昇。ディー・エヌ・エー、三井金属も業績の上方修正に素直に反応した。一方で、2月以降株価が3倍超になった富士機工は利益確定売りに押され3.7%安の311円。  後場は、日銀金融政策決定会合の結果発表を控え動きづらい展開か。市場は追加緩和の可能性を織り込んできているため、発表後は好材料出尽くしとなる可能性もあるが、「調整があれば絶好の押し目買い好機になる」(同)という声も聞かれた。

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