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【株式・大引け】外部環境好転で4日続伸、日経平均株価は2週間半ぶりに9300円台を回復

 6日の東京株式市場は33業種すべてが上昇する展開で4営業日続伸。日経平均株価は前日終値比187円19銭高の9301円32銭、TOPIXも同15.01ポイント高の838.71と続伸した。日経平均が終値ベースで9300円台を回復するのは8月19日以来、約2週間半ぶり東証1部の出来高は概算で14億8629万株、売買代金は1兆0353億円だった。    本日の東京市場は、前週末の米国雇用統計が市場予想よりも悪化しなかったことから欧米株価が上昇、円高も一服するなど外部環境が好転した。前場の日経平均は138円高の9252円で引けた。後場寄り直後こそ、昼のバスケット取引がやや売り極め優勢だったことからやや伸び悩んだが、14時過ぎからはアジア株式市場の堅調な値動きを支援材料として、東京市場もジリ高で推移した。今週金曜日にメジャーSQ算出日を控えていることから、大口、小口の先物の買い戻しの動きが目立っているようだ。為替は前場に引き続き84円台前半で推移した。  東証1部の値上がり銘柄数は1460(全体の88.1%)、値下がりは116(同7.0%)、変わらずは80。東証33業種すべてが上昇した。上昇率トップは保険の4.25%。以下、ゴム、機械、海運など。上昇率のワースト鉱業の0.32%で、陸運0.45%、食料品0.63%なども値上がりは鈍めだった。  個別銘柄では、東芝、日立製作所、マツダ、大和証券グループ本社などが出来高を伴って上昇。みずほフィナンシャルグループや三菱UFJフィナンシャル・グループのメガバンク株も堅調だった。東証1部の値上がり率上位は、シルバー精工、ペガサスミシン製造、JUKI、アビリット、サンシティなどの低位材料株。一方、値下がり率上位は、サクラダ、日本橋橋梁、フージャースコーポレーション、SUMCOなど。  今週は、今晩は米国株式市場が祝日で休場のため、本日および明日の日銀金融政策決定会合、明日の白川日銀総裁の会見に注目が集まる。景気の二番底懸念、欧米経済の先行きに対する過度な悲観が後退したことで、米FRB(連邦準備制度理事会)による金融緩和もひとまず遠のいたとの見方が出てきていることから、さらなる円高進行への懸念も後退しつつある。  株価のテクニカル面では、日経平均株価は8月10日以来、約1カ月ぶりに25日移動平均線を上抜けたことで、今後の相場転換の可能性を示唆する声も聞かれる。  ただし、今週は7月の景気先行CI指数(7日)、7月機械受注(8日)、米国ではベージュブック(8日)など重要指標の発表が相次ぐ上に、14日には民主党代表選を控えていることから、為替の動きをにらみながら薄商いの相場が続く可能性もある。

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