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【株式・大引け】日経平均は3日ぶり反発も市場エネルギーに乏しく、海外市場や為替動向にらみ方向感に欠ける展開

 19日の東京株式市場は3日ぶり反発。日経平均株価は前日終値比40円96銭高の9539円45銭で引けた。TOPIXは同3.21ポイント高の833.73ポイントと2日続伸。寄り付き直後こそ小幅安で推移したが、その後は前日の米国株高の流れを崩さず、基本的には小幅ながらも高値圏で取引された。東証1部の出来高は、概算で16億2803万株、売買代金は1兆1144億円だった。  前場は前日にアップルが時間外で好決算を発表したものの、材料出尽くしにより時間外取引で6%下落したことを受け、前日終値比8円40銭安で始まった。その後先物に大口の買いが入ったのを契機に、10時15分には同76円65銭高の9575円14銭の前場高値をつけた。後場に入ると上げ幅を縮小する場面もあったが、小幅高を維持して引けた。  東証1部の値上がり銘柄数は788(全体の47.3%)、値下がりは710(同42.%)、変わらずは157。東証33業種のうち、23業種が上昇した。ゴムが上昇率トップ(前日比1.35%上昇)で、銀行、鉄鋼がそれに続いた。下落は10業種。下落率がワーストだったのは保険で同0.96%下落した。  銘柄別の値上がり率上位は、上方修正を発表してストップ高となったサイバネットが約20%の急上昇となった。大京や日神不動産などマンションディベロッパーも上位に顔を出した。主力株では、このところ軟調だったメガバンクが前日米国市場におけるシティグループの好決算をうけて反発した。一方、下落率上位は過払い利息返還請求問題が深刻な消費者金融のプロミスが、11%を超える下落となった。  本日は米国のNYダウが前日比80ドル91セント高の1万143ドル69セントと3日ぶりの反発で終わったものの、時間外取引のアップル株の下落で今晩のNYダウは下落するのでは、といった懸念もあり、方向感に欠ける展開となった。出来高や売買代金も活況の目安とされる20億株、2兆円をそれぞれ大きく下回っており市場エネルギーに乏しい状態。国内には目立った材料もなく、海外市場や為替動向に振られる状況がしばらく続きそうだ。

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