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【株式・大引け】日本株見直し買い期待などで続伸、日経平均は約5カ月ぶりに1万円乗せ

 18日の東京株式市場は大幅続伸。後場に入って上げ幅を拡大し、全面高の展開となった。日経平均株価の終値は、前日比201円97銭高の1万0013円63銭。1万0009円73銭をつけた6月24日以来ほぼ5カ月ぶりに1万円台の大台に乗せた。TOPIXも18.51ポイント高い868.81で引けた。  欧州の財政問題や中国の利上げが懸念されたが、為替が対ドル、対ユーロとも円安傾向に振れたうえ、日経平均先物も動意づいた。  今日の東京市場は、朝方から小高く推移し、日経平均株価の前場終値は前日比59円85銭高の9871円51銭。後場もこの流れを受け継ぎ、ほぼ右肩上がりで買い進められ、高値引けとなった。  値上がりの主因の1つは為替要因だ。円ドル相場は1ドル83円台前半で推移し、ユーロ円相場も1ユーロ112円~113円台で推移。輸出企業への業績改善期待感から幅広い銘柄が買われ、ほぼ全面高の展開となった。また、出遅れぎみだった日本株が見直され、内需関連株に外国人の買いが入るのではないか、ヘッジファンドは今月決算月を迎えるため買い戻しに出るのでは、といった期待感も相場を後押しした。  アジア市場では、香港ハンセン市場をはじめ上海、台湾、韓国が軒並み上昇。インドやシンガポール市場は下げたが、総じて堅調に推移した。  東証1部の銘柄別では、値上がりが1519銘柄と9割を超えるほぼ全面高。業種別にも全33業種が値上がりし、金融関連中心に相場を押し上げた。騰落率では、証券、保険が4%超える上昇で、銀行、石油、ガラス、パルプも3%以上の伸びとなった。東証1部の出来高も概算で24億4027万株と、ひさびさに活況の目安となる20億株を上回った。売買代金は1兆5529億円だった。  個別銘柄の値上がり率上位は、山水電気の33.33%、シルバー精工の25%、C&Iホールディングスの25%、モリテックスの19.04%など。売買高では、みずほフィナンシャルグループの3億6601万株をトップに、三菱UFJフィナンシャル・グループ、野村ホールディングス、りそなホールディングスなど金融株が上位を占めた。

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