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【株式・前引け】飛び石連休の谷間、週末で商い閑散。日経平均続落だが幅は小さい

 24日、東京株式市場前場の日経平均株価は73円52銭安の1万0272円96銭で2日続落、TOPIXも4.60ポイント安の901.18で、こちらも2日続落となった。  23日の米国市場はクリスマス前で市場参加者が少ない上、各種指標が予想に対しマチマチとなり方向感に欠ける展開となった。NYダウが3日続伸で2008年8月28日以来となる高値を更新する一方で、ナスダック総合、S&P500は反落といった具合。  為替も一時ドル円で82円89銭、ユーロ円で108円25銭とやや円高に振れたことがマイナスに響いた。寄り前の外国証券経由売買注文が売り1360万株、買い1650万株で2日連続の買い越しと伝えられたものの、東京市場自体が連休の谷間、かつ金曜日ということで動きにくい状況にあり、大きなプラス材料にはならなかった。  日経平均は前日比70円安で寄り付いた後、55円安まで下げ渋ったが、引け値はほぼ寄り付きと同じ水準で、高値と安値の差が22円という極めて狭いレンジでの値動きとなった。市場の活況度合いを示す東証1部の出来高、売買代金はそれぞれ6億4725万株、4216億円とすでにお休みモード入りという感じだ。  業種別では33業種中、値上がりは鉱業、空運、石油、不動産のわずか4業種。値下がり29業種の上位は海運、保険、ガラス、鉄鋼、精密で、海運は外資系証券の投資判断引き下げが影響している。  個別では、サムスンとの提携が報じられた東芝が上昇。ほかは業績好調が伝えられたしまむら、増額修正のミニストップ、自己株買い発表のニトリなどが買われた。一方で、円高を嫌気し輸出関連は総じて軟調、銀行株も高値警戒感から利益確定売りが出ている。  後場も、アジア市場や為替に大きな動きがない限り、商い閑散により狭いレンジでの小動きに終始しそうだ。

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