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【株式・大引け】すでにお休みモード。狭いレンジでの値動きで日経平均は小幅続落

 クリスマスイブの東京市場、日経平均株価は67円29銭安と2日続落、1万0279円19銭で引けた。TOPIXも2日続落、4.12ポイント安の901.66だった。  日経平均の寄り付きは70円安、前引けが73円安と前場は小幅な値動きに終始。396億円成立した昼のバスケット取引がやや買い決め優勢と伝えられたものの、ドル、ユーロとも円高気味で推移していること、アジア市場が総じて軟調だったことから、後場寄りは前引けを2円ちょっとしか上回ることができなかった。12時51分には前場安値を下回る82円安まで突っ込んだ。確かに銀行株、小型株など、過熱感のある銘柄で利益確定売りが出たものの、下値を一段と売り込む動きは限定的。むしろ、押し目を拾う動きも見られ、その後は下げ渋った。  欧米がクリスマス休暇に入っているうえ、日本も飛び石連休の谷間で週末ということもあり、市場参加者が少なく、商いは低調。東証1部の出来高は12億8311万株、売買代金にいたっては8824億円しかなかった。売買代金1兆円割れは今年で14日目だ。商い閑散を映し、日経平均はわずか29円弱という狭いレンジでの動きだった。  業種別では、33業種中、鉱業、空運、石油、不動産、サービス、紙パルプの6業種が値上がりし、27業種が値下がり。値下がりでは、外資系証券が投資判断を引き下げた海運を筆頭に、保険、倉庫、ガラス、その他金融の下落率が高かった。  個別では、業績増額のミニストップ、自己株買い発表のニトリ、原発関連の木村化工機、岡野バルブ、低PBRの国際航業、オーイズミが買われている。一方で、円高傾向のため輸出関連株が冴えず、値ガサ株も低調だった。  24日、27日は欧米で多くの市場が休場となり、来週は日本も立ち会いは4日のみと、すでにお休み気分が蔓延している。今日と同じく、薄商いを背景に限定的な値動きとなりそうだ。

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