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【株式・前引け】日経平均は3日ぶり小幅反発。前週の大幅続落から反動高の展開

 24日午前の東京株式市場は3日ぶりの反発。日経平均株価は前週末終値比38円64銭高の1万0313円16銭、TOPIXも同2.20ポイント高の913.05で前引けとなった。東証1部の出来高は概算で9億3192万株、売買代金は6370億円。  寄り付き前の外国証券経由の注文動向は、10社ベースで売りが1560万株、買いが1310万株で、小幅ながら2日連続の250万株の売り越し。  前週末の米国株式市場はまちまちの動き。NYダウは、米電機大手GEが市場予測を上回る好決算を発表したことから大幅高を示すなどの動きがあり、3日ぶりに反発。2008年6月以来の高値となった。一方、ナスダック総合はアップルやグーグルの株価軟調などが響き3日続落。S&P500は3日ぶり小幅高。欧州では英独仏、スイス、スウェーデンなど主要市場が3日ぶり反発を演じた。  こうした中で本日の日経平均は前週末終値比44円高の1万0318円で寄り付いた。9時27分に先物で仕掛け的な手口とみられる大口の売りが出て、同4円高まで伸び悩んだが、その後はジリジリと上昇を続けた。前週に大幅続落を演じた日経平均、TOPIXだが、その反動の動きが強い。テクニカル指標でも買いゾーンに来ていることも、株価の反発を後押ししているようだ。  東証33業種では、上昇が23業種で下落が10業種。鉱業、輸送用機器、情報通信、卸売、ゴムがトップ5で、銀行の前日比マイナス1.46%がワーストだった。  個別株では、前週末に最終黒字化の決算を発表したジャフコが値上がり率トップ。この週末に宮崎県で鳥インフルエンザ感染が確認されたことを受け、除菌剤を展開する大幸薬品も値上がり率5位に顔を出した。逆に昨年末から急激に株価を上げ、利益確定売りが続出した都民銀が値下がり率1位。同2位は今期の純益予想を赤字に減額した東京ドーム。  後場にかけての注目材料は、午後に予定される菅首相の施政方針演説(本日通常国会召集)、さらに日銀金融政策決定会合でどんな内容が示されるか。また、引き続き利上げへの警戒感が出ている中国のリスク、為替動向も焦点となる。

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