市場経済ニュース

【株式・前引け】日経平均株価は小幅反落、米国政策動向見極めで薄商い

 26日の東京株式市場前場は3日ぶり反落。日経平均株価は前日終値比42円03銭安の1万0422円39銭、TOPIXも同3.05ポイント安の926.23だった。前日の欧米株が冴えない動きだったことや円高が影響。ただ海外投資家は買い継続で、下値を探る展開にもなっていない。東証1部の出来高は概算で7億7148万株、同売買代金は5573億円。  前日の米国株式市場はNYダウが同3ドル33セント安の1万1977ドル19セントと小幅安。ナスダック総合指数、S&P500もわずかな上昇にとどまった。25日に始まった連邦公開市場委員会(FOMC)の政策発表や、本日11時から開始予定のオバマ大統領の一般教書演説の内容を見極めたいとの思惑もあり、小幅の値動きとなった。  本日の東京市場は、寄り付き前の外資系証券経由の注文動向が買い2120万株に対し売り1430万株と差し引き690万株、2日連続の買い越し。金額ベースでも買い越しだった。  日経平均株価は、前日の米国市場の動向や円高が影響し、同54円13銭安の1万0410円29銭で寄り付き。その後9時17分に1万0392円まで突っ込んだ。たが、新興国の相次ぐ利上げから海外投資家の日本株買いが継続しており、その後は下げ渋る形となった。また、米国同様に、オバマ大統領の一般教書演説を直前に控え、見極めムードも広がったようだ。  業種別では東証33業種のうち7業種が上昇。上昇率トップはゴム製品で、前日比1.26%上昇。ガラス、水産、空運などが続いた。一方、下落した25業種のうち、ワーストは海運の1.63%下落。鉱業、医薬品、不動産なども下げた。金属は変わらずだった。  個別銘柄では、値上がりは577銘柄と全体の35%。値下がりは869銘柄、変わらずは199だった。重症敗血症治療薬の承認申請を見送ったエーザイや、10~12月期決算が低調だった芝浦メカトロニクスが売られた。そのほか田辺三菱製薬、日本電産、ファーストリテイリング、ソニーなども下げた。一方で、業績の上振れ期待からコマツが上昇、ヤフー、新神戸電機、青森での原発着工が伝えられた東京電力も上昇した。  後場のポイントは、為替やアジア市場の動向。決算発表の本格化で個別株を物色する動きも広がりそうだ。さらにオバマ大統領の一般教書演説を受けて市場がどう反応するか、注目される。

ページトップ