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【株式・前引け】高値警戒感あるが底堅い展開、日経平均は4日続伸

 17日前場の東京株式市場は底堅く推移した。日経平均株価は前日終値比41円28銭高の1万0849円57銭、TOPIXは同6.11ポイント高の973.41で引けた。日経平均株価は4日続伸、TOPIXは9日続伸となった。  マーケットには高値警戒感が流れているが、国内景気の踊り場脱却への期待感が高まっていることや企業業績の上振れ期待があることに加え、外国人投資家を中心に需給環境が良好であることなどから、先高期待感が非常に強い状況だ。日経平均株価は一時1万0891円、前日比83円高の高値をつけた。  前日の海外株式市場は、ニューヨークが3日ぶりに反発したほか、ドイツやフランス、香港ハンセン、タイなどが軒並み反発した。ムンバイも4日続伸している。また、米国では市場予想を大幅に上回る1月の住宅着工件数が発表され、低迷が続いていた住宅市場の販売底入れ期待も生まれている。さらに、パソコン大手のデルが好決算を発表し、IT関連株を中心に幅広く買われた。FOMCの議事録が16日に公表され、2011年のGDP成長率や失業率の予想値が上方修正されたことも相場を後押ししている。  これを受けた東京市場の本日朝方の外国証券の売買動向は、株数ベースでは小幅買い越し、金額ベースでは4日連続の買い越しと伝えられている。10社ベースで売りが1780万株に対し、買いが2120万株と差し引き340万株の買い越し。  前場の東証1部売買高は12億3303万株、売買代金は8691億円。値上がり銘柄数は953銘柄、57%だったのに対し、値下がり銘柄数は512銘柄、30.6%、変わらずが202銘柄、12%だった。業種別に騰落率をみると、33業種中27業種が上昇し、上昇率トップは保険の2.05%、次いでその他製品の2.02%、鉱業の1.78%だった。値下がり率トップは繊維の0.48%、次いで紙パルプの0.17%。  値上がり率トップの銘柄は、ソフトブレーンで、3750円高の2万2750円。クボテックやアイフル、NISも上昇した。ソフトブレーンの上昇は急で、「過熱感もみられる」(証券筋)との声も聞かれた。

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