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【株式・前引け】海外株高、需給改善、原発不安心理やや和らぎ平均株価は大幅続伸

 週明け22日の東京株式市場前場は、大幅高で2日続伸した。日経平均株価は前日比270円74銭高の9477円49銭、TOPIXは同28.11ポイント高の858.50で引けた。東証1部の出来高は概算で16億7793万株、売買代金は1兆0401億円。  連休中の海外株式市場は軒並み上昇した。21日の米国株式市場はNYダウ工業30種平均は3日続伸し、終値は1万2000ドル台に乗せた。S&P500種平均、ナスダック総合もそろって上昇。通信で大型のM&Aが発表されたことなどが好感された。欧州市場も高かった。  前場の東京株式市場は、日経平均株価が前週末比196円高の9403円で寄り付き、一時は9565円まで上昇する局面もあった。連休中の海外市場が上昇したことや、福島第1原子力発電所の状況悪化に歯止めがかかっていることや為替の落ち着きが、投資家心理の改善につながった。  寄り付き前の外国証券経由の売買注文は、売り1400万株、買い7170万株、差し引き5770万株と5営業日連続の大幅買い越しで、買い越し幅は5年7カ月ぶり。金額ベースでも4日連続の大幅買い越しと需給が改善。米国の投資週刊誌バロンズが「インベスト イン ジャパン」と日本特集を組んでいる。テクニカル的にも、平均株価は依然として買いゾーンにあるとの見方が強い。  東証1部では1607銘柄(全体の95.7%)が上昇。値下がりは54銘柄(同3.2%)のみ。変わらずが17銘柄(同1.0%)。石油や鉄鋼の大幅上昇を筆頭に全33業種が上昇した。全面高商状でトヨタやソニーなどブルーチップも軒並み高い。東京電力は大幅高。米国の半導体検査装置会社の買収が伝えられたアドバンテストは急騰した。  福島原発 為替相場の動向が引き続き後場の焦点となる。

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