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【株式・前引け】米国株高の流れを引き継ぎ、日経平均は4日ぶりに反発

 27日の東京株式市場前場は反発した。日経平均株価は前日比123円52銭高の9682円21銭、TOPIXは同6.67ポイント高の840.31で引けた。東証1部の出来高は概算で7億3438万株、売買代金は5278億円。  前日26日の米国株市場は、自動車大手フォードモーターなどの好決算を背景に、NYダウ工業30種平均が前日比115ドルの大幅高と反発し、2008年6月以来の高値まで上昇した。ハイテク株比率の多いナスダック総合株価指数も5日続伸で、3年半ぶりの高値を付けた。  シカゴ市場の日経平均先物が円建てで大証終値を75円上回っていたこともあり、前場の日経平均は9631円53銭と前日比72円84銭高でスタート。その後も、先物中心に断続的に買いが入り、ジリジリと上げ幅を拡大。一時は9728円まで買われる局面もあった。なお寄り付き前の外国証券(9社ベース)経由の注文動向は、売りが1390万株、買いが1290万株と6日ぶりの売り越しだった。ただ金額ベースでは小幅買い越しと伝えられている。  東証1部では値上がりは1043銘柄(全体の63.1%)。値下がりは451銘柄(同27.2%)。変わらずが159銘柄(同9.6%)。業種別では33業種のうち、30業種が上昇。非鉄、電気機器、鉱業などの上昇率が大きくなった。空運は変わらず。証券、ガスは値下がりした  東証1部の値上がり率上位は、NIS、富士通ゼネラル、角川GHDなど。一方値下がり率上位は、東洋機械、アクセル、大和証券Gなど。今期2011年12月期の業績見通しを下方修正したキヤノンは大幅反発した。  後場の注目はアジア株や先物の動向。大引け後にコマツ、TDK、アドバンテストなど主力銘柄の決算発表が多く控えていることもあり、動きにくい展開も予想される。

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