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【株式・前引け】連休谷間の薄商いのなか続伸、日経平均は1万円に接近

 大型連休谷間の5月2日前場の東京株式市場は続伸。日経平均株価は連休前4月28日終値に比べ95円50銭高い9945円24銭、TOPIXも9.58ポイント高の861.43で午前の取引を終えた。東証1部の出来高は、概算で7億8135万株、売買代金は5110億円と低調だった。    東京市場が休場だった週末金曜日の米国市場は、建設機械大手のキャタピラーなど11年1~3月期の好決算を発表した銘柄が先導し、NYダウは4日続伸、08年5月20日以来、約2年11カ月ぶりの高値をつけた。月間では約4%、5カ月連続の上昇となった。    本日の東京市場も、寄り付き前の外国証券経由の注文動向は買い1880万株、売り1220万株で、差し引き660万株の買い越し。4月20日以降、27日を除いて7日連続の買い越しで、買い越し額は増加する傾向を見せている。  日経平均株価は寄り付きから続伸。買い先行でほぼ全面高となり、3月14日以来約1カ月半ぶりの1万円乗せを期待させた。が、連休谷間の薄商いとあって日中値幅はわずか36円と狭く、円高基調で利益確定ポイントと見る動きもあり、日経平均は前引けにかけて次第に上げ幅を縮小した。    東証1部の78%に当たる1294銘柄が値上がりし、252銘柄が下落、変わらずは110銘柄。業種別では空運、鉄鋼、ゴムなど32業種が上昇。値下がりは鉱業1業種のみ。顧客情報流出のソニーに買い戻す動きが優勢(45円高)となり、売買代金トップ。12年3月期の増益見通しを先週発表したコマツは年初来高値を更新、売買代金でも2位に入った。

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