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【株式・前引け】自律反発、日経平均は100円超える上昇

 26日前場の東京株式市場は、2営業日ぶりに反発した。前日までの下げでほぼ2カ月ぶりの安値水準となり、自律反発機運が高まった。日経平均株価は前日終値比121円80銭高の9544円68銭、TOPIXは同8.67ポイント高の826.41。東証1部概算の出来高は7億5177万株、売買代金は5408億円と引き続き商いは低調だった。  前日の欧米株は軒並み上昇した。NYダウは前日比38.45ドル高の1万2394.66ドル、ハイテク株の多いナスダックも同15.22ポイント高の2761.38と、ともに4日ぶりの反発だった。最近の下げで自律反発機運が高まったことが主因。これを受けた本日朝方の東京市場の外国証券経由の売買注文は、売り1290万株、買い1450万株で160万株の買い越しとなった。買い越しは4日連続。  日経平均は前日終値比76円高の9499円で寄り付き、直後の9時2分には66円高の9489円までダレる場面もあった。これが本日前場の安値となり、その後はジリジリと上げ幅を拡大。10時3分には136円高の9559円まで買われた。その後も堅調に推移し、高値圏のまま前場の取引を終えている。  業種別では、東証33業種のうち32業種が上昇。鉱業が3%を超える上昇率でトップとなり、ガラス、精密、非鉄、ゴムなどがこれに続いた。空運は騰落率ゼロながら、幅ではわずかに上昇。銀行1業種のみが下げた。個別銘柄では、アイロムHD、廣済堂、日立メディコなどの上昇率が大きく、主力株ではマツダ、キヤノンが買われた。一方、減配などを発表したメルコHD、ソフトブレーン、インプレス、高岳製作所、常磐興産などの下げが目立った。  後場は、引き続きアジア株や為替相場の動向などをにらみながらの展開となる。ただ、景気への警戒感が強い中、前場の上げは自律反発の域を出ないだけに、力強さには欠ける値動きとなりそうだ。

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