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【株式・前引け】値頃感あるが内外環境悪く日経平均は横ばいどまり

 7日の東京株式市場前場はほぼ横ばい。日経平均株価は前日終値比2円97銭高の9383円32銭、TOPIXは同0.81ポイント高の808.80で前場の取引を終え、いずれも小幅な反発にとどまった。前日の欧米株下落を受けたものの、前日までの3日続落で値頃感も出ていることから下値を探る動きは限定的。東証1部の出来高は概算で7億6619万株、売買代金は4586億円と薄商いが続く。  前日の主要海外株式市場は軒並み下落。米景気の回復ペースが鈍化しているとの懸念からNYダウ平均は前日比61ドル30セント安で4日続落。ナスダックも同30.22ポイント安と大幅に値を下げた。  一方、本日の東京市場では、寄り付き前の外国証券(9社ベース)経由の注文動向は、売りが1160万株に対して、買いが2030万株と差し引き870万株、4営業日連続と買い越しとなった。日経平均の寄り付きは9円安と下げて始まったものの、前日までの3日続落で値ごろ感が広がったこと、前日一時ストップ安となった東京電力が買い気配で取引を始まったことなどを受け、9時半以降は上昇に転じ、10時過ぎには一時抵抗線といわれる9400円台を回復する場面もあった。  前引け段階での東証1部の値上がり銘柄数は714銘柄(全体の43.4%)、値下がりは709銘柄で、変わらずは219銘柄。33業種中18業種が上昇。前日の大幅安から反発した電力・ガス(3.42%上昇)のほか、鉱業、石油、空輸などの上昇率が高かった。一方、下落は14業種で紙パルプ(0.74%下落)。食料品、その他製品なども安い。サービスは前日と変わらず。  前場は小幅反発とはなったものの、国内では政局の不透明感などから引き続き下げ圧力が強い。また、前日端午節で休場だった上海、ハンセン、台湾の各指数も軟調に推移している。小反発で下値警戒感は幾分緩和されたものの、大きな反発材料は見当たらず、後場も小幅な値動きが予想されそうだ。  

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