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【株式・前引け】海外株高など受け3日大幅続伸、日経平均は9500円台回復

 22日前場の東京株式市場は3日続伸。日経平均株価は前日終値比123円07銭高の9582円73銭、TOPIXは同8.28ポイント高の824.01だった。米国株高好感や国内政局安定への期待感から買いが先行した。日経平均の9500円台回復は6月15日以来。東証1部概算の出来高は8億5445万株、売買代金は5466億円だった。  前日の米国株は、ギリシャの財政問題が危機回避の方向へ向かうとの期待から、NYダウが前日比109ドル63セント高の1万2190ドル01セントで4日続伸、ハイテク株の多いナスダックは同57.60ポイント高の2687.26で2日続伸となった。米国株の取引終了後、ギリシャでは新内閣の信任投票が可決されている。国内でも国会の70日延長方針が伝えられ、政局安定化への期待感が出てきたことなどがある。  米国株高を受けた東京市場の本日朝方の外国証券経由売買注文は、売り1290万株に対し買い2570万株で差し引き1280万株の大幅買い越しだった。金額ベースでも大幅買い越し。  日経平均は65円高の9525円25銭で寄り付いた後、ジリジリと上げ幅を拡大。10時40分には前場の高値となった138円高、9598円48銭まで買われた。前引けにかけても、高値圏を維持したまま取引を終えている。  東証33業種別では、32業種が上昇。証券が上昇率2.32%でトップ、これに紙パルプ、保険、機械、銀行、空運、不動産などが続いた。下げたのは電力・ガス1業種のみ。東証1部の76%に当たる1274銘柄が上昇、下落は244銘柄、変わらずは139銘柄だった。個別銘柄では、デイ・シイ、アークといった小型低位株の上昇が目立ったほか、ソフトバンク、オリックス、ジェイテクト、エルピーダメモリなどの主力株も買われた。一方、Jパワーや沖縄電力、北海道電力など電力株が値を消した。  日経平均の3日続伸は、株価指数先物の買い戻しが後押しした面もある。本日後場は、引き続きアジア株や為替相場の動向、国内政局などをにらみながら、日経平均が9600円台に乗せ、本格的に戻りを試す動きになるかどうかが注目される。

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