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【株式・大引け】日経平均は反落、9900円割り込む。円高や欧州株安が重荷で、様子見気分も強い

 19日の東京株式市場は反落。欧米株安を受けて地合いが悪い中、薄商いで小幅な攻防となったが、日経平均株価は前日比84円75銭安の9889円72銭と、終値で9900円のフシを割り込んだ。TOPIXは同5.61ポイント安い853.75で引けた。東証1部の出来高概算は14億9946万株、売買代金は1兆0289億円だった。  日経平均の前引けは70円安。昼休みのバスケット取引は売り決め優勢だった。東京市場とほぼ同時間帯に市場が開いているアジア市場は強弱まちまちの展開。  日経平均は前日までの200日移動平均線9901円を割り込むと、先物市場で小口の買い物が出たことも支援材料となって底堅い動きも見せた。だが、シカゴ市場でVIX(恐怖指数)が悲観を意味する20%超へ7ポイント以上上昇したこともあり、円高や欧米株安などの悪材料に抗しきれず、反落のまま引けた。米国主要企業の決算を控え、様子見気分も強まった。  業種別に見ると、東証33業種のうち値上がりは13業種で、上昇率が高いのは空運、情報通信、卸売、繊維、陸運など。値下がりは20業種で、証券、その他製品、電気・ガス、電気機器、食料品など。  東証1部の値上がり率上位は、牛肉問題の連想から日本配合飼料、続いてユニデン、カメイ。値下がり率上位は第1四半期で営業損失を計上した百貨店の松屋のほか、川田テクノロジーズ、日特建設など。  今週は米国で主要経済指標の発表や、主要企業の決算発表が相次ぐ。19日は住宅着工件数・住宅着工許可件数(ともに6月)と、バンク・オブ・アメリカ、ゴールドマン・サックス、アップルの決算が発表される。20日のインテル、21日のモルガン・スタンレー、22日のキャタピラーとGEの決算も注目される。日本では21日に6月の貿易統計が発表される予定だ。

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