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【株式・前引け】NY市場7日続落を受け、幅広い売り物で日経平均反落

 8月2日午前の東京株式市場は、ニューヨーク市場続落の流れから反落。日経平均株価は前日終値比131円20銭安い9833円81銭、TOPIXも同8.79ポイント安の842.91だった。東証1部の出来高は概算で7億6095万株、売買代金は5249億円で昨日より縮小した。    昨夜週明けの米国株式市場は、連邦債務の上限引き上げ問題の合意を好感した買いでNYダウは一時は140ドル近く上昇する場面もあったが、買いは続かず、およそ1年1カ月ぶりに7日続落した。市場の関心はむしろ米国債の格下げや景気の先行き減速懸念に移り、前週末比10ドル75セント安の1万2132ドル49セントと約1カ月ぶりの安値で終えた。米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した7月の製造業景況感指数が2年ぶりの低水準となったことが嫌気された。  東京市場の朝方の外国証券経由の売買注文は、買い1230万株に対し売り1630万株で2日連続の売り越し。円高是正で介入準備との一部報道があったものの、市場関係者の間では介入後もドル安は続くとの見方が強く、輸出関連銘柄を中心に内需へと売りが広がった。  業種別では東証33業種すべてが下落。下落率トップはファナックなどの機械、2位が任天堂に代表されるその他製品。銘柄数では全体の78%にあたる1290銘柄が値下がりし、値上がりは235銘柄、変わらずが128銘柄だった。  後場は、引き続き為替とアジア市場の動向に注目。下落幅が100円を超えれば日銀によるETF買い入れの思惑もある。トヨタ自動車の決算発表は3時過ぎの予定。

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