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【株式・前引け】欧米株安と円高受け日経平均は3営業日ぶり小幅反落

 15日前場の東京株式市場は小幅反落。欧州債務不安が依然くすぶり続けていることなどを背景にした円高や、NYダウなど欧米株が3日ぶりに反落したことなどを受けて売りが先行した。日経平均株価の前引けは前日終値比36円28銭安の8567円42銭。TOPIXも同2.41ポイント安の733.44と3日ぶりに小幅反落した。東証1部の出来高は概算で5億7676万株、売買代金は3177億円と超低調な水準だ。  前日のNYダウは先週末2日連続の大幅高となった反動もあり、74ドル70セント安の1万2078ドル98セント、ナスダックも同様に下げた。一方、欧州株も独DAXが1.2%下げるなど総じて米国株より下げ幅が大きかった。  為替も神経質な動きをしている。ドル/円が前日のNY市場で一時76円台をつけたほか、ユーロも東京市場で一時104円台となった。  東京市場寄り付き前の外資系証券9社ベースの注文動向は、買い1490万株に対し売り1100万株と、差し引き390万株、3営業日ぶりの買い越しとなったものの、欧米株の下落や円高を受けて、軟調な展開だ。  東証33業種中、上昇したのは7業種、ただ上昇率トップのガラスでも0.94%上昇と1%にも届かない。一方、下落は26業種で、下落率トップは鉱業の2.26%下落、以下、鉄鋼、その他製品、石油などが続く。東証1部の値上がり銘柄数は488(全体の30.2%)、値下がりは889(同55%)、変わらずは233。  オリンパスが前日同様「上場維持の公算」との一部報道によりストップ高、大王製紙も同様の思惑から大幅高となっている。

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