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【株式・大引け】日経平均は小幅続伸し8600円台に。膠着商状で売買代金は1兆円割れる

 2日の東京株式市場は2日小幅続伸。日経平均株価の大引けは前日比46円37銭高の8643円75銭、TOPIXは同4.13ポイント高の744.14だった。東証1部の出来高は概算で15億6730万株、売買代金は9153億円、と売買代金は3日ぶりに1兆円を割り込んだ。  本日の東京市場は、前日の米国市場が小幅でマチマチの動きだったが、為替相場が落ち着いていたことや、寄り付き前の外国証券経由の売買動向が小幅ながら2日連続の買い越しになったことから、小幅高で始まった。内需株を中心に堅調な動きも見られたが、日本時間の今夜発表される米国の雇用統計を見極めたい、として様子見ムードも強く、前引けにかけては急速に伸び悩んだ。  昼のバスケット取引は138億円成立し「やや売り決め優勢」と伝えられた。また、アジア市場が利益確定売りに押されて総じて軟調だったことから、後場に入って瞬間ながら8591円と前日終値比で5円安をつける場面があった。しかし、下値を売り込む動きも限定的で、「押したら買う、吹いたら売る」という流れの中で、大引けにかけては上げ幅を戻し、前場高値を62銭上回る本日の高値で引けた。  業種別では、東証33業種中、28業種が上げた。上昇率トップは海運の1.70%で、以下建設、医薬品、ゴム、サービス、情報通信、金属製品が続いた。下げたのは5業種で、このところ買われていた空運が下落率1.68%とワースト。証券、その他製品、鉱業がそれに続いた。5番目の電気機械は0.09%の下げだった。  東証1部の値上がり銘柄数は全体の57.9%を占める960銘柄。下げたのは33.4%に当たる555銘柄、変わらずは140銘柄だった。12月に特有の動きとして、突如として出来高を伴って急騰する銘柄が今回も現れており、本日はインプレス、宮地エンジニアリングなどの低位材料株の上げが目立った。プロ野球に参入するディーエヌエーも大幅高。KDDIは買い戻し中心に反発した。一方で、前日までの2日間急騰したトウペが売られ、京セラ、ファーストリテイリングが値を消した。  来週は、引き続き、為替の動向、内外経済指標や政治の動き、出来高の動向が注目される。経済指標では、5日(月)の米国ISM非製造業景況指数、6日(火)ブラジル7~9月期GDP、7日(水)日本の10月景気動向指数、8日(木)同10月機械受注、国際収支、EU首脳会議(~9日)、ECB(欧州中央銀行)およびイングランド銀行の政策委員会、9日(金)中国の11月消費者物価、10月米国貿易収支、日本のメジャーSQ(株価指数先物等の特別清算指数)算出日、などが注目材料となる。

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