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【株式・前引け】米株安、円高を受け続落。日経平均は8500円を割り込む場面も

 14日午前の東京株式市場は続落。日経平均株価は前日終値比47円55銭安の8505円26銭、TOPIXも同4.57ポイント安の736.14ポイントで引けた。  欧州債務不安などを背景に前日の米国株が下落したことや、為替円高が1ユーロ=101円台まで進行したことを受けて、ファナック、ホンダなど輸出関連株を中心に幅広い銘柄に売りが先行。一時は心理的節目と見られる8500円を割り込む場面もあったが、8500円を下回ると押し目が入りやすい状況でもあり、小幅な値動きに終始した。東証1部の出来高は概算で7億3823万株、売買代金は4268億円と引き続き低調な商いが続いている。  前日のNYダウ平均は前日比66ドル45セント安の1万1954ドル94セントと2日続落。FOMC(米連邦公開市場委員会)後の声明で、期待されていたQE3(量的緩和第3弾)に言及がなかったことも失望売りを誘った。ナスダック総合、S&P500も2日続落。  東京市場寄り付き前の外国証券9社ベースの注文動向は、売り2020万株に対して買いが1650万株と、差し引き370万株の売り越しで、2日連続の売り越しとなった。  東証33業種中、上昇したのは電気・ガス、石油、空運、医薬品の4業種のみで、上昇率トップとなった電気・ガスでも上げ幅はわずか0.31%。下落は29業種で、下落率トップはゴムのマイナス1.55%。これに非鉄、鉱業、機械、食料品、金属製品、輸送用機器などが続いた。東証1部の値上がり銘柄数は465、値下がりは993、変わらずは195。値上がり率ランキング上位には、大東紡織、ナイガイ、ナカバヤシ、住江織物など低位材料株が並んだ。  

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