市場経済ニュース

【株式・前引け】円高ユーロ安が重し、日経平均は続落

 6日の東京株式市場前場は続落した。日経平均株価は前日終値比87円39銭安の8401円32銭、TOPIXは同7.24ポイント安の729.04とそろって下げた。東証1部の出来高は概算で7億7528万株、売買代金は3946億円だった。  前日5日の米国株式市場はマチマチ。NYダウ平均は前日比2ドル72セント安の1万2415ドル70セントで引けた。欧州債務問題への懸念や高値警戒感から利益確定売りの動きとなった。一方、ハイテク比率の高いナスダック総合指数は前日比21.50ポイント高の2669.86で取引を終えた。昨年11月以来の高値となった。  寄り付き前の外資系証券9社ベースの注文動向は、売り1350万株、買い990万株、差し引き360万株の売り越しとなった。こうした流れから、東京市場は寄り付きから小動きで始まり、方向感を欠いた。中盤からは対ユーロでの円高が重しとなり、売りが広がった。  東証33業種中、上昇したのは空運、証券の2業種のみで、他の31業種は下落した。下落率トップは海運の3.40%、次いで鉄鋼の2.53%、石油の1.85%などが続いた。東証1部の値上がり銘柄数は317、値下がりは1154、変わらずは201だった。  値上がり銘柄はファーストリテイリング、JTなどの内需株、東京建物、鹿島、三菱地所、大成建設など。オリンパスも上昇、野村HDも買われた。一方、コマツ、三菱重工、商船三井などが下落。キヤノン、テルモ、セコム、信越化学なども値下がり。ソフトバンク、コナミなども売られた。

ページトップ