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【株式・前引け】世界市場の堅調受け日経平均は2日続伸だが小幅、小動きに終始

 11日前場の東京株式市場、日経平均株価は前日終値比18円73銭高の8440円99銭と小幅続伸となった。ドイツ、フランス、スペインが5日振り反発など世界主要市場の堅調を受けて18円高で寄り付き、9時29分には41円高をつけたものの、国内に買い材料が乏しいことから軟化、ほぼ始値の水準で引けた。TOPIXは同1.55ポイント高の733.48とこちらも続伸だが、小幅。東証1部の出来高は概算で8億8038万株、売買代金は4128億円と依然として低調だ。  前日の米国市場は、NYダウ平均が前日比69ドル78セント高の1万2462ドル47セントと続伸。格付け会社フィッチが「年内のフランス国債格下げなし」と表明したことで金融株が、また、アルミ大手アルコアの決算が市場予想を上回ったことで資源株が買われた。足元の経済指標が堅調なため、リスク許容度が増している模様だ。ナスダック指数も前日比25.94ポイント高の2702.50と4日続伸である。  東京市場寄り付き前の外資系証券9社ベースの注文動向は、売り2410万株に対して買い1530万株で差し引き880万株の大幅な売り越しで4日連続となった。ただ、金額ベースでは買い越している。  東証33業種中、21業種が上昇した。上昇のトップは上昇率2.51%の証券で、以下、その他金融、鉱業、非鉄、金属製品の順。上昇率1%超は上位3業種だった。下落は下落率1.34%の海運。ゴム、紙・パルプ、水産・農林、精密機器と続く。個別銘柄では地震予知に関する研究を材料視された新日本無線、業績予想増額の三協立山HDなどが上昇している。東証1部の値上がり銘柄数は922、値下がりは534、変わらずは186。  後場はアジア市場、為替に注意したい。

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