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【株式・前引け】債務不安後退による欧州株高を受け、日経平均は小幅反発

 17日前場の東京株式市場は反発。注目されたフランス国債入札が順調だったことを受け、欧州債務問題に対する過度な不安が後退し、主要な欧州株が上昇。これを支えに、日経平均株価の前引けは前日比52円37銭高の8430円73銭、TOPIXは同3.25ポイント高の728.49だった。  東証1部の出来高は概算で8億2178万株、売買代金は3860億円。    16日の欧州株式市場は、米格付け会社による格下げ後にフランスが実施した国債入札の結果が順調だったことを好感。イギリスFTSE100が前日比20.8ポイント高の5657.44、ドイツDAXが同76.93ポイント高の6220.01と、いずれも上昇した。16日の米国株式市場は、キング牧師誕生日のため休場だった。    東京市場寄り付き前の外国証券9社ベースの注文動向は、売り1900万株に対して買い1600万株と、差し引き300万株の売り越しだった。売り越しは9営業日連続。  東証1部の値上がり銘柄数は全体のほぼ5割の810、値下がり銘柄数は611、変わらずは210だった。業種別では東証33業種中27業種が上昇した。上昇率トップは建設業の2.47%で、金属製品、不動産業がそれに続いた。下落率トップは情報・通信業のマイナス0.81%。以下、パルプ・紙、小売業の順。  個別では相対的に、昨日売り込まれた銘柄に買い戻しが入り、ファーストリテイリングやファナックなどが上昇。西松建設、前田道路、大林道路、日本橋梁、ライト工業などの復興関連株も値を上げた。一方、任天堂やソニーなど輸出関連株は下げた。  後場は為替市場やアジア市場の動向に注目が集まるが、積極的な買い材料が乏しく、「買い戻し一巡後は様子見ムードが広がりそう」(市場関係者)といった観測も出ていた。

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