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【株式・前引け】日経平均株価は続伸。円相場下落、米国アップルの好決算を背景に伸びるも、8800円台中盤ではモミ合いに

 25日前場の東京株式市場は続伸。欧米市場はまちまちだったが、為替相場が、特に対ユーロで昨年12月28日以来の100円台に戻すなどの円安傾向を続けていることから輸出関連株を中心に買い安心感が台頭。昨日の米国市場でアップルが絶好調の決算を発表したこともあり、日本のアップル関連銘柄にも幅広く買いが入っている。  日経平均株価は前日終値比84円89銭高の8870円22銭と続伸。TOPIXは同7.58ポイント高の764.98と、昨年6月28日~7月6日に付けて以来の7日続伸となった。東証1部の出来高は概算で11億0006万株、売買代金は5281億円だった。  日経平均株価は先物に先導される形で寄り付きから上げ幅を拡大させたが、高値圏に接近すると利益確定売りに押されモミ合いに。11時30分近辺に円相場が一段と安値に動くと、それを受ける形で、日経平均も前場終了間際の11時25分には一時8875円台を付けた。  前日のNYダウ工業株30種平均は前日比33ドル07セント安の1万2675ドル75セントと小幅続落。S&P総合500種指数も前日比1.35ポイント安の1314.65と続落。一方、ナスダック指数は同2.47ポイント高の2786.64と続伸するなど、まちまちな動きとなった。ギリシャの債務減免をめぐり、民間債権者の提案が拒否されるなど先行き不透明感が濃く、上値を抑えた格好だ。  東京市場寄り付き前の外資系証券9社ベースの注文動向は、売り1600万株に対して買い1550万株と、差し引き50万株の売り越し。3営業日ぶりの売り越しとなった。  東証33業種は30業種が上昇。上昇率トップは海運の5.59%で、以下、倉庫の3.17%に続き、ゴム、輸送がいずれも2%台の上昇。以下、繊維、電気機器の順。値下がりは空運、情報の2業種、変わらずが医薬品の1業種。東証1部の値上がり銘柄数は1107(66.6%)、値下がりは380(22.8%)、変わらず165。値付け率は99・2%に達している。  後場にはファナックの決算発表が控えており、これが今後の相場を占うひとつのリトマス試験紙になるとみられる。また、為替、先物の動きにも要注目だ。

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