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米政府機関再開で経済指標順次発表へ、9月雇用統計は22日

[ワシントン 17日 ロイター]暫定予算が成立し米政府機関が再開することに伴い、発表が延期となっていた経済指標が来週から発表される。

 労働省は17日、4日に発表するはずだった9月の雇用統計を22日に発表すると明らかにした。10月分は当初予定の11月1日から8日に延期した。

 9月の消費者物価指数(CPI)は10月30日に、9月の卸売物価指数(PPI)は10月29日に発表される。

 国内総生産(GDP)や小売売上高などを集計している商務省の経済分析当局は、できるだけ速やかに発表予定を明らかにするとしている。

 今後数週間に予定される6つの9月分経済指標の発表は延期が予想される。

 指標発表の延期は市場を困惑させたが、雇用統計などは後に修正されることが多いことから、エコノミストからは、延期によって、より正確なデータが得られると期待する声も出ている。

 元労働省統計当局者によると、非農業部門雇用者数の集計に間に合う調査結果は約70%という。

<10月分の正確性に注目>

 各省には、データの正確性を維持しつつ、順次発表するというプレッシャーがかかる。

 すでに専門家の間では、10月の失業率やCPI統計は、政府機関閉鎖の影響で、あまりあてにならないとの見方が出ている。失業率は家計調査、CPIはスーパーマーケットなどへの調査で収集したデータを基に算出しているからだ。

 クリーブランド地区連銀のエコノミストは、政府機関閉鎖がCPIの正確性に及ぼす影響は来年5月まで続く可能性があると指摘した。

 10月のインフレ指標は発表されないのではないか、とみるエコノミストもいる。労働省は11月に発表すると説明している。

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