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【株式 前引け】中国指数や円安が下支えし、日経平均は小幅続伸。パナソニックに売りが殺到

 1日午前の東京株式市場は、日経平均株価が前日終値比7円27銭高の8935円56銭と小幅続伸して引けた。前日に巨額赤字の見通しを発表したパナソニックに売りが殺到。富士通、ソニー、TDKといった主力ハイテク企業の業績悪化懸念から、値を下げる展開が続いていたが、午前中に発表された中国の景況指数が堅調だったことや為替の円安進行が下支えし、前引けにかけて持ち直した。TOPIXは同0.26ポイント安の742.07と小幅反落。東証1部の出来高は概算で9億5591万株、売買代金は5317億円だった。

 前日のNYダウ平均は前週末比10ドル75セント安の1万3096ドル46セントと小幅下落。温帯低気圧「サンディ」による2日間の休場明け初日にあたるため、積極的な買いは手控えられ、目先の利益をひとまず確定する売りが優勢となった。一方で、サンディによる経済損失が当初想定ほど大きくないとの見方も出ており、これが相場の下支え要因に。ナスダック総合が同10.72ポイント安となる反面、S&P500は0.22ポイント高の1412.16と小幅上昇した。

 東京市場寄り付き前の外資系証券6社ベースの注文動向は、売り1070万株に対して買いが1410万株と、差し引き340万株の2日連続買い越し。東証33業種中、上昇したのは17業種。上昇率トップは海運の2.1%で、以下、不動産、その他金融、食品の順。下落は16業種で、下落率トップの非鉄(1.98%)に鉱業、電機、鉄鋼が続いた。

 

 東証1部の値上がり銘柄数は860、値下がりは623、変わらずは183。値下がり率トップはパナソニックで、出来高、売買代金ともに同社がトップだった。

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