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【株式・前引け】日米に中国も加わった金融緩和モード背景に続伸

 20日前場の東証株式市場は続伸した。日経平均株価は前日終値比128円76銭高の9512円93銭、TOPIXは同10.98ポイント高の821.43で引けた。東証1部概算の出来高は12億9186万株、売買代金は7027億円と高水準が続いた。

 

 17日の米国株式はNYダウが前日比45ドル79セント高の1万2949ドル87セントと2008年5月以来の高値となった。一方、ハイテク株の比率が高いナスダック総合は利益確定売りに押されて8.07ポイント安の2951.78で引けた。ギリシャへの追加的金融支援への期待感が高まる一方、このところの上昇で高値警戒感も出た形だ。

 

 こうした流れを受け、今朝方の東京市場も9534円と高値で寄り付いた。外国為替市場で対ドルや対ユーロで円安基調が続いていることから輸出関連株を中心に買われた。また、週末に中国人民銀行が預金準備率の引き下げを発表し、金融緩和モードで足並みが揃ったことも株式市場では好感された。

 寄り付きの前の外国証券(9社ベース)経由の売買動向は、売りが1340万株、買いが2370万株、差し引き1030万株の大幅な買い越し。

 前場の日経平均高値は9時7分の9549円。中盤は利益確定売りに押されて伸び悩んだ。

 業種別では、東証33業種中、上げたのは30業種。鉄鋼の4.96%、ゴムの4.54%、海運の3.64%などが上昇率上位。下落したのは建設、空運、水産の3業種だった。東証1部の値上がり銘柄数は全体の65.9%に当たる1096銘柄、下げたのは25.5%の424銘柄、変わらずは141銘柄。

 トヨタ、ホンダ、日産自動車、キヤノン、ソニーなど輸出関連の主力株は軒並み上昇。コマツ、日立建機などの機械株も買われた。グリー、ディー・エヌ・エーが下落。

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