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【株式・前引け】日経平均は反発、欧米株高を好感だが戻り売りで上値重い

[東京 21日 ロイター] - 前場の東京株式市場で日経平均は反発した。朝方は前週末の欧米株高の流れを引き継ぎ、幅広い銘柄に買いが先行。為替が1ドル98円台まで円安方向に振れたこともあり、一時166円高まで上げ幅を拡大させた。だが、買い一巡後は戻り待ちの売りで伸び悩んだ。9月米雇用統計の発表をあすに控え為替の動きも鈍り、様子見気分が広がった。

 欧州市場でFTSEユーロファースト300種指数が終値ベースで2008年6月以来の高値を更新。米国市場ではS&P500が連日で過去最高値を更新するなど、世界的なリスクオンの地合いが継続している。国内要因では企業業績や政策期待も根強いが、9月27日の戻り高値1万4817円を抜くにはエネルギー不足とみられている。前場の東証1部売買代金は7175億円と低調だった。「上値追いの欧米株に対し日本株がキャッチアップできない理由は乏しいが、5月高値の信用期日接近に伴う整理売りなど需給面がやや重しになっている」(内藤証券投資情報本部部長の浅井陽造氏)との声が出ていた。

 個別銘柄では、古河電池 が急反発。18日に2013年9月中間期の業績予想を上方修正したことが好感された。海外子会社を中心に海外売り上げが好調だったという。一方、安川電機 や東京製鉄 も18日に上方修正を発表したが、市場の期待には届かず軟調な値動きとなっている。

 東証1部の騰落数は、値上がり1127銘柄に対し、値下がりが466銘柄、変わらずが158銘柄だった。

(河口浩一)

日経平均

前場終値 14677.2 +115.66

寄り付き 14624.03

安値/高値 14624.03─14727.85

東証出来高(万株) 94426

東証売買代金(億円) 7175.58

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