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【株式・前引け】欧州市場軟調や先物主導の売りで日経平均は4日ぶり小幅反落

 実質6月相場入りとなった29日午前の東京株式市場は小幅下落。日経平均株価の前引けは前日終値比30円29銭安の8562円86銭と4日ぶり反落、TOPIXは同2.23ポイント安の718.88と3日続落した。軟調な海外市場や円の高止まりなどに対する警戒から冴えない展開。前引け段階における東証1部の出来高は概算で7億?\xBC\x95276万株、売買代金は3942億円と、市場エネルギーは引き続き低調だった。

 前日の海外市場は米国が祝日で休場。欧州市場はスペインの銀行株に売りが続いたことが重しとなって、総じて軟調だった。

 本日の東京市場では、寄り付き前の外国証券(9社ベース)経由の売買動向は売りが1050万株に対して、買いが1220万株と差し引き170万株、2日連続の買い越しだった。しかし、欧州市場が軟調だったことや、為替で円の高止まりが続いていることから、日経平均は前日終値比27円安の8565円で寄り付き、先物主導で9時11分には75円安まで売り込まれた。ただ、それが一巡すると押し目買いも入り、8500円台半ばでもみ合い。そのまま、前場の取引を終了した。

 業種別では東証33業種中、上げたのは12業種で、海運が2.44%上昇と目立ったが、以下に続く鉄鋼、倉庫、空運、非鉄などは1%以下の上げにとどまった。下げたのは21業種で電気・ガスを先頭に、紙パルプ、証券、保険、輸送用機器が続く。東証1部の値上がり銘柄数は全体の42.5%を占める702銘柄。下げたのは44.8%に当たる740銘柄、変わらずは206銘柄。比較不可が2銘柄あった。

 後場に向けては、先物や為替、アジア市場の動向、さらには休場明けの米国市場の動きも注目される。

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