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【株式・前引け】円安好感し小幅反発で始まるも、香港株下落に引きずられ小幅反落

 15日午前の東京株式市場は小幅ながら反落。日経平均株価は前日終値比15円08銭安の8914円80銭と2営業日ぶりに下落、TOPIXも同2.19ポイント安の747.34と3営業日ぶりの反落で、それぞれ前場の取引を終えた。円安を好感する向きもあったが、香港株下落などに引きずられた。前引け段階における東証1部の出来高は概算で7億0383万株、売買代金は3916億円と低調だった。

 前日の米国株はまちまち。NYダウは高値圏で推移し2ドル71セント高の1万3172ドル14セントで引けた一方、ハイテク株の多いナスダック総合指数は同5.54ポイント安の3016.98だった。7月の全米小売売上高が4カ月ぶりのプラス、市場予想も上回ったことを受けて米景気の減速懸念が和らいだものの、追加金融緩和への期待も後退。為替はややドル高に振れた。

 これを受けた本日の東京市場では、朝方の外資系証券経由の売買注文は、売り1170万株に対して買い1160万株と、差し引き10万株の売り越しながら売り買いはほぼ拮抗。ただ、為替の円安基調を好感して本日の日経平均は前日終値比30円高で寄り付いた。その後、先物のまとまった売りや、香港ハンセン指数の下落などに引きずられ、マイナス圏に転じ、11時19分には同26円安まで下落。前日終値を下回る水準のままで午前の取引を終えた。

 前引け段階における東証1部の値上がり銘柄数は509(全体の31%)、値下がりは967(同58%)、残り166が変わらずだった。東証33業種で上昇しているのは空運、陸運、輸送用機器など6業種のみで、27業種が下落した。騰落率ワーストは鉄鋼(下落率3.09%)で、ガラス・土石製品、その他金融、銀行なども安い。

 本日は韓国市場は休場。お盆期間中で引き続き市場が閑散となるなかで先物の動向や、中国市場を中心としたアジア市場の動向が、後場の値動きに影響を与えそうだ。

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