市場経済ニュース

【株式・前引け】日経平均は3日ぶり反落、米国株安や円高を嫌気

 15日前場の東京株式市場は3日ぶりに反落。前引けの日経平均株価は前日終値比229円06銭安の1万3821円10銭、TOPIXは同15.05ポイント安の1156.29だった。前日の米国株が下落したこと、為替がやや円高に振れたことに加え、前日まで2日大幅続伸した反動で利益確定売りが出やすかったことが背景にある。

 前引け段階の東証1部概算の出来高は11億1396万株、売買代金は8328億円だった。

 前日の欧州株は総じて堅調だったものの、米国株はNYダウ、ナスダック総合ともに下落した。NYダウは113ドル35セント安の1万5337ドル66セント、ナスダック総合は15.17ポイント安の3669.27だった。金融緩和早期縮小への観測が再燃したことで、利益確定売りが膨らんだ。

 東京市場寄り付き前の外国証券経由注文動向は、売り1080万株に対して買い1090万株とわずか10万株ながら2日連続の買い越しとなった。

 本日の日経平均は前日終値比204円安の1万3845円で寄り付いた。ただ、下値では押し目買いの動きもあって徐々に下げ渋り、10時48分には69円安まで下げ幅を縮小。ところが、その後は再び売りが優勢となり、11時22分には244円安まで売り込まれ、229円安で前場の取引を終えた。

 東証33業種別では、上昇は海運の1業種のみで、32業種が下落した。下落率ではゴムがトップで、これに証券、不動産、紙・パルプが続いた。東証1部の値上がり銘柄数は290(全体の16.6%)、値下がり銘柄数は1335(同76.4%)、変わらずが122銘柄だった。個別では、タケエイ、ネオスが大きく下げ、主力株ではソフトバンク、ファーストリテイリングなども売られた。

 本日後場にかけては、引き続き為替や先物、アジア株の動向などをにらみながらの展開となりそうだ。

ページトップ