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きょうの業績修正ピックアップ (25日)

★中小・中堅企業向けのIT関連機器販売を手掛けるスターティア(3393)は2013年第2四半期累計(4-9月)の経常利益予想を従来の1.59億円から2.41億円へ上方修正した。「売り上げ増に加え、プル型による市場・顧客開拓力向上のための広告宣伝費、その他支払い手数料などの削減が進められた」のが上振れの理由だ。

 25日の終値は1542円。同日で3日続伸となり、今週に入り出来高も膨らんできた。最近の東証マザーズ銘柄人気も追い風になりそう。値動きの軽さを考えれば、5月高値1794円は十分射程圏とみられる。

★建設現場向けの測量計測機器やシステム機器のレンタルなどを行うシーティーエス(4345)は今2014年3月期通期の経常利益見通しをこれまでの6.2億円から7.4億円へ引き上げた。「4-9月にかけて新規顧客開拓などの営業活動を積極的に進めたことにより、レンタル・販売の受注が堅調に推移」したのが奏功。「会社四季報」の最新予想7億円も上回る見通しだ。

 25日終値(1840円)と上方修正後の今期1株当たり利益予想(165.25円)をもとにはじいた予想株価収益率(PER)は11倍台と割安を示唆。だが、10月中旬にマドを空けて急伸した過程である程度、修正を織り込んだ感がある。5日移動平均線が下向きになっているのも気掛かり。マドの上限にあたる1761円前後への調整を経て、06年につけた権利落ち修正後の上場来高値2250円を目指す展開か。

★線材の2次加工大手、日亜鋼業(5658)は2013年第2四半期累計(4-9月)の経常利益計画をこれまでの4.12億円から8.88億円へ増額修正した。「販売価格の値上げや増産による固定費負担減および在庫影響もあり」、当初の前年同期比約10%減の見通しから一転、同94%増と増益になったもよう。「四季報」の最新予想の6.3億円も上回って着地したようだ。

 株価は昨年10月の177円をボトムにほぼ右肩上がりで推移。足元は13週線に下支えされた展開だ。25日終値368円をもとにはじいた株価純資産倍率(PBR)は0.4倍台にすぎず、下値不安は乏しそう。上値にも430-440円の水準までフシらしいフシは見あたらない。

★産業・民生用ワイヤハーネスのトップメーカー、オーナンバ(5816)は今2014年3月期通期の経常利益計画を従来の7.5億円から一気に16.5億円へ上方修正した。「太陽光発電関連製品の販売堅調が想定されるうえ、ワイヤーハーネスの新規開拓も寄与」し、利益水準は大幅に拡大する見込みだ。

 配当予想もこれまでの上期、下期各2.5円ずつの年5円から、各5円ずつの年10円へ引き上げた。

 今期予想1株当たり利益も71.79円と大幅に拡大。25日終値(534円)からはじいた予想PERも7倍台まで低下する。PBRも0.5倍台と低水準だ。週足チャートを見ると、9日高値580円?\x81\xBEで買われて長い上ヒゲをつけたが、その後も2週連続で陽線を示現。買い意欲の根強さを示唆している。月足ベースでは650円前後が戻りのメドになりそう。

★印刷機専業で首位の小森コーポレーション(6349)は今2014年3月期通期の経常利益見通しをこれまでの33億円からほぼ倍増の65億円へ引き上げた。「中国を含むアジアならびに日本市場での需要が堅調に推移すると見られるうえ、為替の円安基調が続くと予想される」ことが増額修正のおもな要因だ。

 配当予想も従来の上期5円、下期5円の年10円から、下期に5円上乗せして年15円へ見直しを行った。

 25日終値は1493円。上方修正後の今期予想1株当たり利益からはじいたPERは15倍台と割安感はないが、PBRは1倍割れ。週足チャートでも5月高値1393円と7月高値1390円を結ぶ上値抵抗線を突破し、同線が下値支持として機能しそう。信用売り残が買い残を上回るなど需給面でも妙味があり、売り方の買い戻しが活発化すれば、08年7月以来の2000円台回復も視野に入る。

 

 

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