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【株式・前引け】欧米株高と円安を好感、日経平均は316円高の大幅反発

 23日午前の東京株式市場は大幅反発した。日経平均株価は前日比316円23銭高の1万3681円40銭、TOPIXは同24.32ポイント高の1143.88となった。東証1部の売買高は概算で11億1501万株、売買代金は8963億円と、依然低水準ながら、前日の前場段階に比べれば若干商いが膨らんでいる。

 前日の米国NYダウは66ドル19セント高の1万4963ドル74セントと7日ぶりに反発した。中国や欧米のPMIが良好で、世界景気が改善していることがあらためて確認されたことを好感した。欧州主要株式市場の株価も軒並み上昇して終えた。

 本日の東京市場の朝方の外国証券経由の売買動向は売り1090万株、買い1010万株で、差し引き80万株とわずかながら売り越し。売り越しは4日連続。

 為替についても、前日の米国市場は金融緩和の早期縮小観測から1ドル=98円台後半のドル高・円安基調で終了。東京市場の為替も朝方に対ドルで98円90銭台、対ユーロで132円台の円安に振れた。シカゴ先物市場で日経平均が前日の大証先物に比べ大幅高となったことなどもあり、日経平均は前日比218円高の1万3583円と大幅高で寄り付いた。直後の9時03分には210円高にまで浅く押す場面もあったが、これが前場の安値。その後は断続した大口の先物買いが入り10時39分には前日比362円高の1万3728円まで駆け上がった。取引時間中の1万3700円台回復は3営業日ぶり。円安による日本企業の業績好転への期待や、このところの下げ相場を受けての値頃感からの買い戻しもあり、輸出企業から内需企業まで幅広く買いが入って終始堅調に推移。結局、316円高で前引けを迎えた。

 東証33業種のうち全業種が上昇した。不動産の3.35%アップを筆頭に、輸送機器、ゴム、証券が3%以上の上昇となった。東証1部の個別銘柄では、上昇は全体の78%の1365銘柄、値下がり銘柄数は同15%の263銘柄となった。変わらずは123銘柄だった。

 後場も、為替や先物の動き、前場は総じて上昇していたアジア株式市場の行方がポイントになりそうだ。

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