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【株式・前引け】米国市場下落に高値警戒感加わり日経平均は6日ぶり反落

 週明け22日午前の東京株式市場は反落。日経平均株価は前週末終値比73円14銭安い8929円54銭で6日ぶりの反落。TOPIXは7日ぶりの反落で同5.93ポイント安の748.46ポイントだった。前引け段階の東証1部の出来高は概算で6億9530万株、売買代金は同3998億円だった。

 前週末のニューヨーク市場は2日大幅続落。7-9月決算でゼネラル・エレクトリック(GE)の売上高が市場予想に届かなかったことや、マクドナルドやマイクロソフトが減益となるなど、米企業の収益拡大ペースが減速しているとの懸念からIT株や素材株を中心に売られた。ダウ工業株30種平均は前日比205ドル43セント安と6月21日以来の下落幅。市場関係者の間では「19日がブラックマンデーからちょうど25年目の節目に当たることから、投資家が心理的にリスクを取りにくかった」との指摘もある。

 今朝の東京市場もこの流れを引き継いだ。日経平均の寄り付きは前週末比128円安の8874円。直後に134円安まで売られたが、その後は先物に買い戻しが入るなど前引けにかけ次第に下げ幅を縮小していった。先週の5連騰で日経平均は5.5%、468円上昇したことによる高値警戒感に加え、朝方の為替市場が円安一服となったことで利益確定売りが広がった。寄り付き前の外国証券経由の売買注文は売り720万株、買い830万株で小幅ながら3日連続の買い越しだった。

 東証1部では全体の65%にあたる1090銘柄が値を下げた。値上がりは391銘柄、変わらずが175銘柄。業種別では東証33業種中、海運を筆頭に機械、保険、電気機器、卸売りなど27業種が下落。上昇は水産、建設など6業種だけだった。

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