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【株式・前引け】日経平均は反落。欧米株安と利益確定で売り膨らむ

 19日の東京株式市場前場は反落。日経平均の前引けは前日終値比54円82銭安の9612円44銭、TOPIXも同2.39ポイント安の816.88。前日のNYダウが82ドル79セント下げるなど、欧米株が総じて下げたこと、前日の日経平均が今年3番目の上げ幅となったことを受け利益確定の売りが出たことなどから、軟調な展開が続いた。東証1部の出来高は概算で7億9850万株、売買代金は4610億円と低調。

 

 前日の欧米株安を受け、寄り付きは88円安でスタート、その後9時6分には93円安まで突っ込んだ。その後は為替が円安に傾いたことでジリジリと下げ幅を縮小、9600円をはさむ展開が続き、結局前引けは54円安と、9600円台は維持した。なお、東京市場寄り付き前の外国証券9社ベースの注文動向は、売り1160万株、買い1740万株、差し引き580万株の買い越しだった。また、9時に発表された3月の貿易統計は826億円の赤字となったが、市場予想よりは赤字幅が小さかったため、市場への影響は限定的と見られている。

 東証33業種中、上昇は8業種で、25業種が下落した。上昇率のトップは海運で1.37%上昇、一方、下落率では空運が2.13%下落と最も大きかった。東証1部の値上がり銘柄数は485(全体の29.0%)に対し、値下がりは1040銘柄(同62.2%)に達した。変わらずは145銘柄(同8.6%)。個別銘柄では、明和産業、ケンウッド、TACなどが高い。一方、前日社長交代を発表した日本板硝子は大きく下げている。

 後場の焦点は為替とアジア市場。また、前日の西村日銀副総裁に続き、本日午後には白川総裁の講演も予定されており、その発言が注目される。

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